3月18日に農薬分科会が開催され、蜜蜂への影響評価や農薬使用者への影響評価などについて審議が行われました。
内容は、新聞や農林水産省のホームページでもご覧になれます。
ただし、実際に参加してみると、なかなか面白い質疑応答が行われています。
内容について、精査されているものと付け焼刃でとりあえず走りながら考えようというものが混ざっているからです。
その中で、気がかりなのは、
実際の病害虫防除の現場との距離感です。
審議の中でも、防除の実態をご存じの委員から、この「違和感」についての質問がされました。
農林水産省の担当官の答えはすれ違いに近いものでした。
あえてすれ違いの答えをしているのであればまだしも、実態を知らないためにすれ違いの答えになっているとしたら困ったものです。
何が問題なのか?
過剰な規制になっているのではないかということです。
現在でも、「えっ」というような実態があるのに、大丈夫かなという心配をしているのは私だけではないと思います。
現在もそうなのかという疑問のある方には、ぜひ「法令違反リスクー農薬編」をお読みいただければと思います。