経営計画を立てたものの、社内の隅々まで周知させることができない…このような感覚を感じたことはありませんか? 小さな会社であっても、社員全員の思いが一つになっていることが重要です。
「それが難しいから悩んでいるんだ」
それでは、有効な手法を、まずは一つご紹介しましょう。
農水省時代に、農薬の課題解決で全国に周知しようと思ったのですが、なかなかうまくいかないことがありました。
霞が関から指示を発すれば周知徹底できる、などというのは夢の世界です。
全国会議をやっても、各ブロックごと(北海道・東北ブロックから九州・沖縄ブロックまで)の会議をやっても、うまく伝わらないのです。
さて困った、その時頭の中に浮かんだのが、元上司の手法です。
時間も労力も使うのですが、全都道府県との個別の、つまり1対1の目と目を見ての意見交換です。
1週間以上かかりましたが、すべての都道府県の問題が把握でき、その後は比較的スムーズに課題解決を進めることができました。
”急がば回れ”です。
ぜひお試しください!