農薬取締法改正案閣議決定!

与党での協議が終わり、先週末に閣議決定され、いよいよ国会審議に移ります。

条文数がこれまでの倍以上に増えていますが、実際はそうではありません。

例えば、「第1条の2」を「第2条」にしたので、数が増えているように見えるだけです。

実質的には、すでに実施されている「原体規格基準」関係を明文化したりしたもので、大きな改正は「再登録制度」を廃止して「再評価制度」を新たに明記したという部分です。

他にも、作業者の安全に関する評価を充実したりするといったことも加えられることになります。

今回の改正は、主に農薬関係メーカーに影響が出てくるでしょう。

 

危惧されるのは、具体的な中身の詰めが十分に行われているかということです。

今回は法改正まで必要がないにもかかわらず、一部の幹部の意向で法改正まで行うからです。