新しい年のスタートです。
”農薬取締法改正” は今年のキーワードの一つでしょう。
先日の日本農業新聞の1面の記事にもなっていました。
この記事は、既に実施されている制度改正とこれからの法改正について書かれています。しかし同じストーリーの中で書かれているので、慎重に読む必要があります。
法改正で行われるのは農薬の再評価制度の導入です。
この制度が導入されれば他の制度改正も進むというものであり、一石二鳥、一石三鳥の法改正とも言えます。
一方、価格が下がるのは、ジェネリック農薬の導入が思惑どおりに進めばの話であり、これはすでに実施されている農薬の「原体規格管理」の話です。
いずれにしても、メリットの話だけではなく、デメリットの話も含めて、両方の面からじっくり見ていかないと、大きなリスクを背負うことになります。